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大分 連敗5でストップ MF田中が殊勲のゴール「勝ててほっとしている」

[ 2020年8月16日 05:30 ]

明治安田生命J1第10節   大分1―0横浜 ( 2020年8月15日    昭和電ド )

<大分・横浜>前半、頭で合わせるFW伊佐
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 トンネル脱出だ。大分はホームで横浜と対戦し、1―0で勝利した。連敗を5で止め、7試合ぶりの白星で勝ち点3を手にした。後半23分にMF田中達也(28)がゴールを決めた。この瞬間を待っていた。連敗脱出の瞬間、4311人が詰めかけたスタジアムは大きな拍手に包まれた。

 貴重な1点をもたらした。MF田中が、左サイドから駆け上がったFW高沢がペナルティーエリア内まで進入し、右サイドから走り込んできたフリーの田中にパス。冷静に右足を振り抜いた。「こぼれ球にも、詰めれるよう意識して走っていました。勝ててほっとしている」と話した。

 ホームで連敗を脱出すべく、2試合連続スタメンに起用されたGK文慶建ムンキョンゴン中心に序盤から体を張ってプレー。前半途中から大分のペースになった。サイドからの攻撃に6試合ぶりの先発だったFW三平、7試合ぶりの先発だったFW伊佐が頭で合わせるなど、出番に飢えていた男たちがチャンスをつくった。後半も粘り強い守備からリズムをつくり、攻撃につなげた。片野坂知宏監督は「前半も後半も躍動感を持って戦ってくれた。攻撃力ある相手を0で抑えたのは自信になる」と評価した。

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2020年8月16日のニュース