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鹿島ルーキーMF荒木 黒星寸前で同点弾、ザーゴ監督称賛「私の中では勝ちにふさわしいゴール」

[ 2020年8月16日 22:29 ]

明治安田生命J1第10節   鹿島2―2神戸 ( 2020年8月16日    カシマ )

<鹿島・神戸>後半、鹿島・荒木は鹿島通算1600ゴール目を決め喜ぶ(撮影・西尾 大助)
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 鹿島ルーキーのMF荒木遼太郎(18)のプロ初ゴールが黒星目前だったチームを救った。1―2の試合終了間際、ゴール前で細かくつなぐと、ペナルティーエリア内右でボールを持ったFW染野が中央の荒木へパス。「冷静にGKを見て打てた」とワントラップして右足を振り抜き、貴重な同点弾を奪った。

 ザーゴ監督は「同点ゴールだが、私の中では勝ちにふさわしいゴール」と得点を称賛。この日は荒木、染野、MF松村、GK山田と今季入団のルーキー4人がそろってピッチに立ったが、指揮官は「人がいないから試合で使っているのではなく、彼らが練習から力を示しているので使っている。1年目の彼らにとって自然体で能力を表すのは難しいことだが、それを上回る意欲や実際の取り組みがある。彼らは私のアドバイスをスポンジのように吸収している。若い選手を育てるのは指導者としても重要だと思っている」と話した。

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2020年8月16日のニュース