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バルサ “屈辱”8失点大敗 メッシ不発で12年ぶり無冠 監督解任も濃厚

[ 2020年8月16日 05:30 ]

欧州チャンピオンズリーグ準々決勝   バルセロナ2―8Bミュンヘン ( 2020年8月14日    ポルトガル・リスボン )

<バルセロナ・Bミュンヘン>大敗にショックを受けるメッシ(AP)
Photo By AP

 14日にポルトガル・リスボンで1試合が無観客で行われ、バルセロナ(スペイン)がバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2―8と大敗を喫した。8失点は大会最多タイで、決勝トーナメントではワースト記録。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)は不発で今大会3得点にとどまり、チームは12季ぶりに無冠に終わった。2季ぶりに4強入りしたBミュンヘンは、19日の準決勝でマンチェスター・シティー(イングランド)―リヨン(フランス)の勝者と対戦する。

 欧州CLで過去4失点がワーストだったバルセロナがまさかの8失点大敗。シュート数も7対26と圧倒され、スペイン紙アスは「歴史的屈辱」と報じた。

 セティエン監督が「相手のパワーに圧倒された」と脱帽したように、激しいプレスでボールを奪われ、速攻からサイドを崩され失点を重ねた。頼みのメッシはシュート3本で不発。中盤にシャビ、イニエスタのような相棒が不在で司令塔役も務めざるを得ず、今大会はわずか3点だった。

 チームの無冠は12季ぶり。地元報道ではアビダル強化部長、セティエン監督の解任が濃厚で、新監督候補には前トットナムのポチェッティーノ氏が浮上した。33歳のメッシ、スアレス、ピケら主力の高齢化が顕著で、ピケは「選手もクラブも変化が必要。そのために自分が去る必要があるなら受け入れる」と身を切る覚悟で大改革の必要性を訴えた。

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2020年8月16日のニュース