日本プロサッカー選手会・高橋秀人会長　Ｊ再開に感謝の思い「サッカーができる喜び感じる」

　Jリーグの選手らが加盟する日本プロサッカー選手会（JPFA）の高橋秀人会長（鳥栖）が16日、Jリーグ臨時実行委委員会後のオンライン記者会見に出席し、選手を代表してJリーグや行政など再開に向けて尽力した人々に向けて感謝の思いを述べた。

　J1は7月4日、J2は6月27日に再開し、J3は同日に開幕する。「改めてサッカーができる喜びを感じる。仲間とボールを蹴る、芝生の上で走ることが気持ちいい」と新型コロナウイルス禍を乗り越えてスポーツができる幸せを口に。「最高の準備をしていきたい」と力を込めた。

　各リーグとも最初は無観客の「リモートマッチ」となる。直接喜びを伝えられないからこそ「画面越しの皆さんに思いが伝わるように」と、ゴールパフォーマンスなどにも工夫をこらす考え。ファン・サポーターとともに楽しめる試合を目指していく。

　Jリーグでは2週間に一度のペースでPCR検査を行い、感染予防にも努めていくが、改めて選手側も「まずは一人一人が感染者にならないこと。自分自身が予防することに尽きる」と強調。過密日程だからこそ「チームの総合力が試されるシーズンになる」と今季の行方もうらなった。