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Jリーグ 試合開催可否判断の基準は「GK含む14人」 臨時実行委員会

[ 2020年6月16日 14:31 ]

 Jリーグは16日、臨時実行委員会を開催した。新型コロナウイルスの感染者や感染の疑いのある者が出た場合の試合開催可否判断の基準について、「14人」という数字を定めた。

 試合にはJリーグが2週間に一度のペースで行うPCR検査の陰性者、かつ37.5度の発熱がない者がエントリーでき、トップチーム登録者のうちGK1人を含む14人がエントリーされることが開催条件となる。J3は第2種登録選手、特別指定選手を含む。

 試合2日前正午の時点で基準人数に満たない場合は、クラブからJリーグに連絡。あくまで試合を行う方向で協議する。審判は主審と副審2人がいることが開催条件。中止された試合の延期日程についても含め、全ての最終判断は村井満チェアマン(60)が行なう。

 また、今季の賞金についても議論した。Jリーグ、ルヴァン杯、各フェアプーレー賞など総額約8億円の賞金を、今季は50%減額。減額された50%分の4億円は、新型コロナウイルス禍で影響を受けたクラブの補填(ほてん)に充てる。理念強化配分金についても今後議論を進めていく。

 このほか、PCR検査の細かい手順についても確認を行い、検査スケジュールが判明した。金曜日に唾液の検体採取を行い、月曜日に検査結果が判明、水曜日に試合がある場合にはすぐに適用させる段取りとなった。

 なお、全ての最終決定は23日の理事会で行う。

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2020年6月16日のニュース