バルサBチーム・安部裕葵 右足リハビリ順調「動けるのが楽しい」復活誓う
バルセロナBチーム(スペイン2部B=3部相当)に所属する東京五輪世代のFW安部裕葵(21)が18日、クラブ公式サイトの動画インタビューで近況を明かした。
安部は2月11日に右太腿裏の腱の手術を受け、現在は東京都内でリハビリ中。平日の午前9~12時、午後1時半~6時と長時間にわたって取り組んでおり「もう今では少しずつ走り始めたり、少しペースも上がってきているので、そうやって動けるのが最近、楽しいです。週に1回ビデオ通話でバルセロナのトレーナーのスタッフの方たちとしっかりコミュニケーションを取りながら、毎週毎週プランを練って、しっかり良いリハビリができていると思います」と順調な回復ぶりを報告した。
昨夏にJ1鹿島からバルセロナBへ移籍し、2部B(3部相当)のリーグ戦20試合で4ゴールをマーク。手術後、クラブからは復帰まで約5カ月かかるとの見通しが発表されており、来季に向けては「しっかり焦らず自分の体と向き合って次の開幕で良いパフォーマンスができるように、チームためにしっかり準備しておきたいと思います」と復活を見据えた。
バルセロナBのチームメートへは「けがした時もけがしてからも、凄くチームメートは温かくしてくれて、皆、僕にメッセージをくれますし、僕が良くない状況の時に支えられていることを凄く実感しましたし、今のチーム、今のチームメートとやれてることに凄い幸せを感じます」と感謝し、今後の恩返し約束。スペインに戻ってやりたいことを聞かれると「スペインの選手たちも家から出れてない。やっぱり皆で集まってふざけあって、ボールを蹴ったり、ただ単純なことに凄い幸せを感じると思う。皆と一緒にただ、普通のことをするだけで満足できると思います」と新型コロナウイルスの早期収束を願った。
日本のファンへは「僕も母国に帰ってきて、しっかりコンディションも良いですし、心の状態も凄く良いので、日本のファンの皆さんにも心配してくれる方やそういう声も凄いあったので、その人たちにしっかり復帰して自分が活躍している姿を早く見せたいので、いろんな不安や心配の声もありましたけど、僕は全然元気なので、今、世界中が大変な時期ですけど、皆、手を取り合って乗り越えられれば、また皆で楽しいことをして、僕はサッカーをして良いニュースを届けられれば良いなと思います」と復活し朗報を届けることを誓った。
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