アルゼンチン代表FWイグアイン　新型コロナウイルスを理由にイタリア行きを拒否　伊メディアが報道

　イタリア・セリエAで8連覇中のユベントスに所属するアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン（32）が新型コロナウイルスを理由にイタリア行きを拒否していると、19日付のトゥットスポルト紙などイタリアメディアが報じた。

　新型コロナウイルス感染拡大の影響でセリエAは3月9日から中断。同19日に母国アルゼンチンへ帰国したイグアインは、イタリアの厳しい状況を危惧しており、アルゼンチンに住む母親も病気であることから、チームメートに「イタリアには帰りたくない」という意思を伝えたという。

　さらにトゥットスポルト紙は「イグアインはアルゼンチンに残り、リバープレートへの移籍を希望している」とこのままユベントスを退団し、母国の古巣に復帰する可能性も報道。ユベントスには本人から正式な連絡は入っていないという。

　イグアインは昨季ACミラン（イタリア）、チェルシー（イングランド）への期限付き移籍を経て2季ぶりにユベントスに復帰。今季はここまでリーグ戦23試合5得点、公式戦33試合で8得点をマークしている。