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香川真司 スペインでの経験踏まえ注意喚起!海外組グループLINEでも「対コロナ」へ団結

[ 2020年4月7日 21:52 ]

香川真司
Photo By スポニチ

 スペイン2部サラゴサのMF香川真司(31)が7日、東京、大阪など7都府県に発令された緊急事態宣言を受け、公式ブログを更新。「今、思う事」と題し、新型コロナウイルス感染拡大と闘う日本へ、スペインでの経験を踏まえ、注意喚起した。

 現在、外出禁止のスペインでは食料品、衣料品の購入時でも外出が許されるのは原則1人のみ。警察が見回り、違反すれば罰則も科され、チームで最後に練習した日からはもう25日が経過した。香川は「スペインは、日本の3週間先を歩んでいるという感覚があります。日本に(罰則などの)規制がないのであれば、これはもう1人1人の行動にかかっていますね。不要不急の外出を避けることを徹底するしかない」と強く訴えた。

 日本よりも先に直面したコロナ危機。影響力ある1人のアスリートとして出来ることにも積極的に取り組んでいる。「僕らサッカー選手も、海外組を中心に発信していこうと動いています。サッカー海外組の“LINEグループ”でも呼びかけをやっていこうと皆で話し合ってます。サッカーだけでなく、野球にバスケと垣根を超えて協力していければ、さらに(この輪は)広がっていくのかなと」とつづった。

 今まさにピークに達したと言われるスペインから最後は「他人事と思わない。海外の状況を自分に置き換え、日本を、そして自分を守って欲しい。気づいてからでは遅いんです。日本人の良い所は支え合う力を持っている。皆で円陣を組んで支え合って全員で乗り越えていきましょう」と切実に呼びかけている。 

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2020年4月7日のニュース