なでしこ出国　米で国際親善大会　高倉監督「世界で勝つために突き詰めたい」

米国遠征出発前に囲み取材に応じたなでしこジャパンの高倉麻子監督
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　国際親善大会シービリーブス杯（5～11日、米国）に出場するサッカー女子日本代表のなでしこジャパンが2日、成田空港から出国した。

　高倉監督は新型コロナウイルスの感染拡大に触れ「不安はあるが、何が起こるか分からないのはグラウンド上も一緒。万全の準備をする」と話した。選手には2月の合宿時から手洗い、うがいの徹底、人混みを避けるなどの行動指針を伝えてある。五輪前最後の海外遠征だけに指揮官は「世界で勝つための内容を突き詰めたい」と力を込めた。日本、米国、イングランド、スペインの4チーム総当たりで争われる。