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サッカーW杯予選 コロナ感染拡大で延期決定的…ACLは3、4月分1次Lを5、6月に先送り

[ 2020年3月3日 05:30 ]

男子サッカー日本代表の森保監督。新型コロナウイルス拡大でW杯予選にも影響必至だ
Photo By スポニチ

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、3月および6月のW杯アジア2次予選が延期されることが決定的となった。アジアサッカー連盟(AFC)は2日、マレーシアで東アジア各国協会らと緊急会議を開催。今週中にもAFC役員が国際サッカー連盟(FIFA)と協議すると発表。日程について議論される。

 日本代表は26日にミャンマー戦(豊田)、31日に敵地でモンゴル戦(ウランバートル)が予定されるが、既にモンゴル政府から当面の間、「入国禁止」の措置を受けており、試合開催は極めて困難。日本協会の田嶋幸三会長も「実際、こういう状況下で開催するのが本当に良いのか」とAFC、FIFAに対して日程の変更、再編を要請する方針を明かしていた。

 現在、日本以外でも多くの地域で試合開催、移動すら困難な状況が続いている。AFCは「前例のない選択肢を含め協議した」と発表しており、来週7、8日には西アジア各国協会とも会議を行い、FIFAとともに確定した日程を発表する予定だ。

 この日、AFCは横浜、神戸、FC東京が出場しているアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の3、4月に予定されていた1次リーグの延期を決定。当該クラブ同士が合意すれば予定通り開催できるが、新たに5、6月に試合を先送りする方針だ。W杯予選も新型コロナの影響は避けられず、日程の再編を余儀なくされるのは必至の情勢だ。

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2020年3月3日のニュース