【中田浩二 視点】森保監督の“やりたいサッカー”見えず

[ 2019年12月11日 08:30 ]

E―1選手権   日本2―1中国 ( 2019年12月10日    韓国・釜山九徳 )

試合前の集合写真に納まる(前列左から)森島、佐々木、橋本、遠藤、井手口(後列同)中村、三浦、鈴木、畠中、橋岡、上田 (撮影・大塚 徹)
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 森保監督のコンセプトがあまり見えなかった。縦パスがスイッチとなって複数の選手が絡んで攻めるサッカーで、A代表も五輪代表も同じ。落とし込まれて選手が理解していれば、だれが出ても、どのチームも同じサッカーができる。それが兼任監督の長所だ。先制点の場面のように縦パスから上田、森島、鈴木とつながればゴールになるが、そういう場面があまりつくれなかった。カウンターにいけそうな場面でも横パスを選択したり、受け手と出し手の意図がかみ合わなかったり「どういうサッカーをやるのか」が見えない。システムよりコンセプトの問題だろう。

 海外組にできてJリーグ組にできないというのは技術ではなく、意識の問題。Jリーグはミスしたくないので横へのパスが多くなるが、欧州ではゴールへの意識が強く求められて縦にチャレンジする。この差だ。海外組のようにアグレッシブな試合をするには原点に返ることが一番だろう。(元日本代表DF)

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