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森保JAPAN、惨敗から一夜 レベルアップ促し再チャンス示唆

[ 2019年11月21日 05:30 ]

森保監督(撮影・坂田 高浩)
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 日本代表の森保一監督(51)が、惨敗を喫した面々を“追試”する。1―4で敗れた親善試合ベネズエラ戦から一夜明け、海外組は所属クラブへと戻るため離日。関西空港から出発したMF浅野拓磨(25=パルチザン)は、試合後の宿舎で指揮官が選手たちに掛けた言葉を明かした。 日程&結果

 「“今回の代表選考で、このメンバーを選んだことに悔いはない”と言ってくれた。“またチームに帰って、一人一人がここの舞台に戻ってくれるように頑張ってほしい”と」。W杯予選キルギス戦からメンバー9人を入れ替えて臨んだ一戦は、国内で開催された国際Aマッチでは、96年ぶりとなる前半だけでの4失点。狙いとして掲げていた戦力の底上げはできなかった。

 だが、現実を突きつけられた選手たちに対し、指揮官はレベルアップを求めた上で、再びチャンスを与えることを示唆した。今後は東京五輪を目指すU―22日本代表の活動も本格化し、12月には国内組だけで臨む予定のE―1選手権も控える。選出できる選手が限られてくる中、簡単に見切りをつけるのではなく、成長を促していく方針だ。

 ハッパをかけられた浅野は「(代表に)また戻れるためにも頑張るしかない」と語った。味わった屈辱を糧に、兼任監督はチームの強化を図っていく。 

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