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浦和、2年ぶりアジア王者王手!Vヘッドの興梠、力強く宣言「ACLのタイトルを獲りにいく」

[ 2019年10月23日 23:22 ]

アジア・チャンピオンズリーグ準決勝第2戦   浦和1―0広州恒大 ( 2019年10月23日    広州 )

<浦和・広州恒大>後半、先制ゴールを決め駆けだす浦和・興梠
Photo By 共同

 浦和が“完全アウェー”で広州恒大(中国)を1―0で破って2戦合計3―0とし、2大会ぶりの決勝進出を決めた。後半5分、FW興梠慎三(33)がヘッドで先制ゴールを決め、自らのACL日本人最多得点記録を更新する大会通算26点目。11月9、24日に行われる決勝で、アルヒラル(サウジアラビア)と対戦する。

 前半は勝利へ2点以上が必要な広州の攻勢が続いたが、GK西川が再三の好セーブを見せるなど守備陣が奮闘。すると後半5分にエースの大きなアウェーゴールが生まれた。MF橋岡が右サイドからクロスを入れると、興梠が打点の高いヘディングシュートを決めて先制。その後も集中力を切らさずに広州を完封し、8戦未勝利(5分け3敗)だったアウェー中国で初の白星を手にした。

 試合後、「浦和に来てこのスタジアムで勝ったことがなかったので、きょう勝ててよかった」とホッとした表情を見せた興梠。史上最多となる3度目のアジア制覇へあと一歩に迫ったが、「今年獲れるタイトルはこのACLしかないので、もちろんJリーグで残留ももちろんそうですけど、まずはこのACLのタイトルを獲りにいきたいと思います」と宣言し、アウェーに詰めかけたサポーターに向けて「今日も中国に700人も足を運んでくれたので、その人たちに勝利をプレゼントしたかったので、できてよかった」と感謝の言葉を口にした。

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