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浦和“鬼門の敵地”だが…興梠 相手焦らし勝機探る

[ 2019年10月23日 05:30 ]

23日 ACL準決勝第2戦 浦和VS広州恒大

ACL準決勝第2戦に向け、会見する浦和の大槻監督(左)と興梠
Photo By スポニチ

 ACL史上初の3度目Vを狙う浦和は23日、準決勝第2戦で広州恒大(中国)と激突する。ホームでの第1戦を2―0で先勝。前日会見に臨んだ興梠は「相手は2点以上取らないといけない。前から来ることは間違いない。僕らの決定機が増えると思う」。冷静に青写真を描いた。

 敵地の広州戦は最大の鬼門と言っていい。決勝トーナメントに限れば日本勢は広州に7連敗中。広州はACLのホーム戦で21戦無敗を継続中だ。だが、だからこそ興梠は相手を焦らし勝機を探る。失点を避け、敵が前掛かりになれば浦和の術中。「0―0の時間を長く続ければ勝てると思う」とも話した。

 通常19~20人で遠征するが今回は21人。左太腿肉離れで長期離脱していた主将の柏木も加わった。「出場したらチームのために。準備はしてきた」。浦和の敵地での対中国勢は5分け3敗だが「ここで勝つのが難しいのは分かってる。チーム一丸で勝ちにいく」と興梠。赤い悪魔も“ONE TEAM”。負のデータもまとめて精算してみせる。

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2019年10月23日のニュース