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神戸・フィンク監督 初タイトルへ“カーテン”「歴史をつくるモチベーションは高い」

[ 2019年10月23日 05:00 ]

23日 天皇杯準々決勝 神戸vs大分

22日の練習後、大分戦への意気込みを語る神戸フィンク監督
Photo By スポニチ

 フィンクの“カーテン”が敷かれた。23日に天皇杯準々決勝・大分戦(ノエスタ)を控えた神戸のトルステン・フィンク監督(51)は「われわれがどういう戦術で戦うのかは言えないよ。誰が出場して、誰が出場しないかも言えないね」とコメント。「歴史をつくるモチベーションは高い」とクラブ初のタイトル獲得へ強い意気込みを見せた。

 異例の振る舞いだ。今までは元スペイン代表MFイニエスタや同FWビジャのコンディションを問われれば、隠すことなく答えていた。人の良い指揮官がベルギー代表DFフェルマーレンとDF大崎の守備陣の起用は明言しても、攻撃的な選手については言及を避けた。イニエスタは足の打撲で19日のリーグFC東京戦を欠場しており、大分戦での復帰は不透明。情報を遮断する背景にあるのは、少しでも精神的優位に立とうという狙いがあるのかもしれない。

 リーグは2連敗中でも、「大会が違う」と全く気にしていない。細心の準備で、まずは2大会ぶりの4強入りを決める。

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2019年10月23日のニュース