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札幌 武蔵、今季9点目同点ヘッド!クラブで成長「代表定着を目指したい」

[ 2019年9月1日 05:30 ]

明治安田生命J1第25節   札幌3―2神戸 ( 2019年8月31日    ノエスタ )

<神戸・札幌>前半、同点ゴールを決める札幌・鈴木(9)=撮影・後藤 大輝
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 各地で5試合が行われ、札幌は敵地で神戸を3―2で下した。日本代表に選出されたFW鈴木武蔵(25)が同点弾をマーク。あす2日から始まる代表活動へ弾みをつけた。横浜はホームでG大阪と対戦し、3―1で快勝した。

 前半終了間際の札幌の波状攻撃。その終点にFW鈴木がいた。43分に神戸に先制された直後、タイ代表MFチャナティップのシュートのこぼれ球をFWジェイがシュート。相手GKがはじいたところに鈴木が飛びつき、頭で押し込んだ。MFアンデルソン・ロペスと並ぶチーム最多の今季9点目で勝利を呼び「前半のうちに追い付いて良かった。こういう試合を勝ちきったのはチーム力が上がってきたから」と喜んだ。

 日本代表の森保監督は前節24日のFC東京戦を視察した際、「成長している。攻撃のクオリティーは間違いなく上がった」と評価した。身体能力の高さに加え、今季移籍した札幌で攻撃的なペトロヴィッチ監督の指導を吸収。この日は前半はシャドー、後半は2トップの一角となって柔軟にプレーし「前線の3人でいい連係があったのが収穫」と語った。

 札幌からは初のW杯予選メンバー。クラブの中での成長が認められたと感じている25歳は「しっかりアピールして代表定着を目指したい」と誓った。

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