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久保 バレンシア戦にトップ下で先発デビューか 

[ 2019年9月1日 17:08 ]

敵地・バレンシア戦に向けて練習する久保
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 レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍した日本代表MF久保建英(18)が、1日の敵地・バレンシア戦で先発デビューを飾る可能性が浮上した。1日付のマジョルカの地元紙「ディアリオ・デ・マジョルカ」が報じた。同紙は久保がバレンシアの遠征メンバー入りしたことを改めて報じた上で、ビセンテ・モレノ監督(44)が25日のRソシエダード戦で先発だったMFフェバスをベンチに置き、代わりに久保をトップ下で先発させるプランがあるとした。

 同紙が予想する布陣は4―2―3―1でGKレイナ、DFは右からサストレ、バルイェント、ライージョ、アグベニュ。2ボランチがババとサルバ・セビリアで、2列目は右からダニ・ロドリゲス、久保、ラゴ・ジュニオール。1トップがブディミルとなっている。

 バレンシア戦に向けた前日練習でも久保は軽快な動きを見せていた。練習は報道陣にもすべて公開。サイドからのクロスにFW陣が合わせるトレーニングでは、久保のみ左と右の両サイドでプレー。モレノ監督から「タケ、ムイ・ビエン(タケいいぞ)」と声が飛ぶなど指揮官から頻繁に声をかけられていた。ハーフコートの11対11のミニゲームでは右MFに入ってプレー。久保は味方に積極的に指示するなど準備も着々だった。

 久保はバレンシア戦は18歳89日で迎える。デビューが実現すれば、18歳257日の丸岡満(ドイツ・ドルトムント)を抜いて欧州4大リーグ(スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア)における日本人最年少出場記録を達成する。「1部でプレーできてうれしい」と話す久保は、パエリア発祥の地としても知られるバレンシアで、衝撃デビューを狙う。  

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2019年9月1日のニュース