清水 難敵・松本に公式戦初勝利!FWドウグラスが芸術的V弾

[ 2019年8月10日 21:49 ]

明治安田生命J1第22節   清水1―0松本 ( 2019年8月10日    アイスタ )

<清水・松本>前半、先制点を挙げるドウグラス(右)。左は松本・飯田(撮影・光山 貴大)
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 J1で14位の清水は10日、ホームで松本に1―0で勝ち2連勝した。松本は公式戦7戦未勝利、J1では1分け2敗と苦手の相手。FWドウグラス(31)が4試合ぶりの得点となる芸術的決勝点を叩き出した。

 前半18分。後ろに倒れ込みながら左足で合わせた。放物線を描いたボールはゴール左ネットを揺らす。高難度の技術を披露したエースにアイスタは大歓声に包まれた。

 「あの場面ではハーフボレーを決めるしかなかった。FWはいつもこぼれ球を狙うのが仕事。厳しい試合だったし勝利できてうれしい」と今季9得点目のヒーローは声を弾ませた。

 このチーム最初のCKをMF西沢健太(22)が左から蹴り込む。松本GK守田達弥(29)が捕球ミスで後逸すると、浮球に体を反転させ反応した。

 試合序盤から押し込まれながらもDF陣が冷静に対応した。耐えていた仲間への「一発回答」。頼れる男の活躍で流れもつかんだ。

 上昇気流に乗るには格好の相手でもあった。未勝利の相手。勝利を演出した西沢も「上位の相手以上に難しい相手」と警戒を強めていた。その中の難敵撃破だ。

 前節3日のアウェー・横浜戦の13試合ぶり無失点勝利も功を奏していた。2試合連続クリーンシートの連勝は17年の第2、3節以来2年ぶりとなった。

 ドウグラスは得点直後に手で漢字の「心」を空中に書いた。「自分は心臓の病気にもなったし、相撲からもヒントを得た。1週間練習していた」と、来日通算8年目で日本人のハートも持ち備え、サポーターから絶大の信頼を得ている。

 1勝以上に価値ある勝利。熱狂はいつまでも続いていた。  (大木 穂高)

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