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香川、スペイン2部サラゴサ移籍 念願リーガで2年契約

[ 2019年8月10日 05:30 ]

スペイン2部サラゴサに移籍した香川真司(udn公式SNSより)
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 スペイン2部サラゴサは9日、ドルトムントの日本代表MF香川真司(30)が2年契約で加入すると発表した。来週にも本拠ラ・ロマレダで会見する。サラゴサは32年創設。13年以降は2部に属するが、かつては1部を主戦場としていた。指揮官は“超攻撃サッカー”を掲げるビクトル・フェルナンデス監督。香川が輝ける新天地といえそうだ。

 今夏、ドルトムントから期限付き移籍していたベシクタシュ(トルコ)との契約を満了。その後、香川は「しっかり新しいチームを決め、新たな香川真司を見せたい」と話し、移籍先を模索。中でも香川が念願に掲げていたのが「スペイン移籍」だった。

 香川自身、今季を「欧州での人生を左右する大事な年」と位置づける。オフには筑波大准教授で110メートル障害の元五輪戦士、谷川聡氏を訪ね「走り方改革」にも着手。パーソナルトレーナーを務める神田泰裕氏とも30歳を過ぎてもピークを維持できる肉体づくりに余念がなかった。 

 サラゴサは18日にテネリフェと開幕戦で激突する。サラゴサ所属の日本人選手は15~16年の長谷川アーリアジャスール(現名古屋)以来2人目となる。日本代表MF柴崎(デポルティボ)、FW岡崎(マラガ)に続き、日本のビッグネームがスペイン2部に渡ることになった。

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2019年8月10日のニュース