レアル・久保、強烈ミドルで得点に絡むも…ボールロストから失点絡んだ

[ 2019年7月28日 05:30 ]

インターナショナルチャンピオンズ杯   Rマドリード3―7Aマドリード ( 2019年7月26日    米国・イーストラザフォード )

後半、必死にボールを追う久保(右)(撮影・小海途 良幹)
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 レアル・マドリードの日本代表MF久保建英(18)は26日(日本時間27日)、米イーストラザフォードで行われた親善大会「インターナショナルチャンピオンズ杯(ICC)」第3戦のアトレチコ・マドリード戦で後半17分から途中出場した。試合は3―7で敗れた。“日本の至宝”は同44分に生まれたチーム3点目の起点となる強烈なミドルシュートを放ったが、ボールロストから失点に絡むなど精彩を欠いた。トップチーム生き残りを懸けた最終試験で一発回答とはならなかった。

 武器の一つを力強くアピールした。後半17分に途中出場した久保は2―7で迎えた同44分、それまで相手に抑えられていた鬱憤(うっぷん)を晴らすように躍動する。右サイドでボールを受ける、内側へ切り込んで左足を一閃(いっせん)。強烈なミドルシュートはGKにはじかれたが、ボールを味方が拾い、チーム3点目が生まれた。
 真価の試されるAマドリードとのダービーで、決して満足できるパフォーマンスではなかった。同25分には失点のきっかけとなったボールロスト。試合後のミックスゾーンでは報道陣に「お疲れさまでした」と一言だけ残して会場を後にした。

 ファウルを重ねるシーンもあったが、戦っていたと解釈することもできる。ジダン監督は「負けていた状況で出場し、彼にとって複雑なものだった」と理解を示した上で「ピッチに入った後、彼は走り、プレーすることを試みた」と18歳のプレーを評価。スペイン紙マルカ(電子版)も「少なくとも久保が良いシュートを放った結果、3―7につながった」と報道。約30分間のプレーで輝きを放った若者に一定の評価を与えた。

 ICC初戦のBミュンヘン戦では絶妙なスルーパスを通してビッグチャンスを演出するなど、魔法の左足を世界にお披露目。2戦目のアーセナル戦では出番をもらえなかったが、1年目の今季を3部所属のBチームでプレーする予定の久保にとって、急成長を促す強敵との対戦だった。チームは今後、30日から親善大会アウディ杯(ドイツ)に出場予定。指揮官は“日本の至宝”の今後を「マドリードに戻ってから考える」と話しており、開幕トップチームの夢は消えていない。米国で十分な結果を残せなかったが、まだチャンスはある。

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