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昨季と同じ轍は踏まない…FC東京・東主将 正念場の夏へ「スタイル貫いた戦いを」

[ 2019年7月26日 18:53 ]

FC東京主将の東
Photo By スポニチ

 リーグ首位を走るFC東京は26日、都内で公開トレーニングを行った。強い日差しが照りつける中、選手達は精力的に汗を流した。

 主将のMF東慶悟(29)は2―0で勝利した20日のアウェー清水戦を振り返り、「久しぶりに先制点を取れたし、東京の良さが出たゲームだったと思う(6月1日の大分戦以来、6試合ぶり)。改めて先制点の重要性を感じた」と手応えを話した。一方で「2点を取ってペースダウンしてしまった。そこは修正しないといけない」と課題も口にした。

 14日にはホームで川崎Fとの“多摩川クラシコ”で3―0の完敗。この苦い思いが気持ちを引き締めた。「川崎F戦で学ぶものはたくさんあったし、負けをプラスに変えないといけなかった。クラシコで負けて、清水戦で東京の良さを出せて、やるべきことがはっきりした」。ライバルに辛酸をなめされられたことは、チームとしての戦い方を見直す一つのきっかけとなった。

 本格的な夏を迎える、ここからが正念場だ。昨季は失速したが、今季は――。背番号10は「天皇杯やルヴァン杯があって連戦になる。順位は関係なく、自分たちのスタイルを貫いて戦いたい」と兜の緒を締め直した。

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2019年7月26日のニュース