【東京五輪まで1年】エムバペ 出場熱望も…ユーロ後の日程厳しく

[ 2019年7月24日 09:30 ]

東京五輪開幕まであと1年 海外の主役候補たち

ロシアW杯ではフランスの優勝に貢献したFWエムバペ(左)。東京五輪への出場を熱望するも…(AP)
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 昨年のW杯ロシア大会でフランスの優勝に貢献した快足ストライカーは東京五輪出場を熱望している。フランス1部パリSGのFWキリアン・エムバペ(20)は初来日した6月に「また来年に会えたらいい。僕にとって五輪は夢だ」と発言。その後、フランスがU―21欧州選手権で東京五輪出場権を獲得するとツイッターで「TOKYO 2020」とつぶやき、笑顔の絵文字で喜びを表現した。

 「夢」への壁は、A代表の欧州選手権が来年6月12日~7月12日に開催されること。11日後に競技がスタートする東京五輪に“はしご出場”する強行軍を所属クラブが許可する可能性は低いが、フランス協会のルグレ会長は「リポル(五輪代表監督)次第だ」とコメント。昨季33ゴールでフランス1部得点王に輝いた若きエースが日本でプレーすれば、大会の大きな目玉となりそうだ。

 ≪ブラジル 19歳ビニシウスとレアル対決実現?≫日本代表MF久保建英とRマドリードの同僚対決が日本で実現するかもしれない。16年リオデジャネイロ五輪で悲願の金メダルを獲得したブラジル代表で、東京五輪のエースと期待されるのがFWビニシウス(19)だ。5月にイベントで初来日すると「もちろん出場したい。ブラジルは常に王者でなければ」と東京五輪出場と連覇へ意欲を語った。

 昨夏にブラジルの名門フラメンゴから移籍金4600万ユーロ(約58億円)で白い巨人に加入。同9月に早くもBチーム(3部)から昇格すると、左サイドでスピードと技術を生かした突破を武器に公式戦31試合で4得点8アシストと活躍した。移籍したC・ロナウドの穴を埋め、低迷した名門の希望の星となったブラジルの至宝が、東京で輝く金を目指す。

 ≪ルーマニア ハジの息子ヤニス 高い技術英雄譲り≫英雄の息子がルーマニアを64年東京以来の五輪出場に導いた。背番号10のMFヤニス・ハジ(20)は予選を兼ねた6月のU―21欧州選手権で2得点1アシストと活躍。3位躍進と東京五輪出場権獲得の立役者となった。

 Rマドリード、バルセロナなどで活躍したルーマニア代表のレジェンドMF、ゲオルゲ・ハジ氏(54)の長男。6月に父がオーナー兼監督を務めるルーマニア1部ビトルル・コンスタンツァから日本代表MF伊東純也(26)が所属するベルギー1部ゲンクに移籍した。「すべてを父から教わった」という父譲りの技術力と創造力を兼ね備えた司令塔。“東欧のマラドーナ”の異名を取った父が「同じ年頃の自分より才能が上」と評する両利きのテクニシャンの華麗なプレーに注目だ。

 ▽男子サッカー予選 出場枠は開催国の日本を含めて16。既に決定したのは4枠の欧州で、五輪予選を兼ねた6月のU―21欧州選手権(イタリア)で準決勝に進出したスペイン、ドイツ、フランス、ルーマニアが出場権を獲得した。1枠のオセアニアは9~10月の五輪予選(フィジー)で代表を決める。3枠のアフリカは11月のU―23アフリカ選手権(エジプト)で決勝進出の2チームと3位決定戦勝者が出場決定。3枠のアジアは来年1月のU―23アジア選手権(タイ)で日本をのぞく上位3チームが出場権を得る。南米は来年1~2月の五輪予選(コロンビア)で2枠を争う。2枠の北中米カリブ海の予選は19年中に行われる予定だが、詳細は発表されていない。

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