久保弾で決勝T決める!森保監督 勝てば突破の大一番に先発起用示唆

[ 2019年6月25日 05:30 ]

南米選手権1次リーグC組   日本―エクアドル ( 2019年6月24日    ブラジル・ベロオリゾンテ )

<日本代表練習>激しくボールを競り合う久保(右)(撮影・大塚 徹)
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 日本代表は24日(日本時間25日午前8時)に決勝トーナメント進出を懸けたエクアドルとの1次リーグ最終戦に挑む。両者とも勝てば無条件で決勝トーナメント進出が決まる大一番。公式会見で森保一監督(50)はレアル・マドリードMF久保建英の先発起用を示唆。18歳の才能が“南米初白星弾”で8強入りに導く。 試合速報  南米選手権1次リーグ順位表  日本代表メンバー

 日本の至宝にとってこの上ない舞台が整った。森保監督は公式会見で「チリ戦の彼のパフォーマンスを見てもらえたと思うが、十分スタメンで出るだけの力は持っている」と久保の先発起用を“示唆”。1次リーグB組の結果を受け、日本とエクアドルはお互い勝った場合のみ決勝トーナメントが決まる状況になった。大一番は待ちに待った日本代表最年少ゴールを生み出すにふさわしい舞台だ。

 初戦チリ戦ではバルセロナMFビダルをかわし、あと一歩まで迫ったゴール。周囲は騒々しいが、「入る時は入るというのは今季、証明できている」と18歳は落ち着いている。今季のJ1では開幕から出場9試合はゴールがなかったが、その後の4試合で4得点と量産しただけに、その瞬間を待つのみ。試合前日の公式練習後は「明日でいいですか?すみません」と取材に応じず、集中を高めた。

 ゴールはもちろん、得点へのお膳立ても左足には期待が懸かる。南米選手権に参加12カ国の中で、世界ランクは60位と11番目のエクアドル。その穴はコーナーキック(CK)で、2試合連続CKから計3失点を喫している。こぼれ球への対処がルーズでボールウオッチャーになりがちという弱点はチームでも共有済み。久保はチリ戦で右CKを中島と蹴り分けており、精度の高いキックが得点に直結する可能性は十分だ。

 今大会はベネズエラのドゥダメル監督らが、「南米選手権の重要性を軽視している」と東京五輪世代の22歳以下の選手を中心に臨む日本を批判したことが話題になっている。森保監督は会見で「現在の日本代表で最強ではないかもしれないが、招集できる条件の中でベスト」と理解を求めたほどだ。そんな声も1次リーグ突破なら消えるはず。南米大陸初勝利へと導く久保の一蹴りが、批判も一蹴する。

 ▽南米選手権1次リーグ突破条件 A~Cの各組上位2チームと、各組3位のうち成績上位2チームが決勝トーナメントに進む。各組3位争いで、B組パラグアイが勝ち点2にとどまったことで、勝ち点4のA組ペルーの突破が確定。C組で日本がエクアドルに勝てば、勝ち点4でパラグアイを上回り突破が決まる。引き分けの場合は、勝ち点2で並ぶパラグアイが得失点差で日本を上回り突破。負けた場合、エクアドルが勝ち点3で突破する。また、日本が勝ってウルグアイがチリに負けた場合は勝ち点4で並び、得失点差で日本が2位に浮上する可能性も残っている。

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