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ガタラサライ連覇 長友、家族の目の前で同点弾演出「格別ですね」

[ 2019年5月21日 05:30 ]

トルコ1部   ガラタサライ2―1バシャクシェヒル ( 2019年5月19日 )

トルコ1部リーグ優勝を喜ぶ長友(右から3人目)らガラタサライイレブン
Photo By 共同

 トルコ1部のガラタサライは、ホームでバシャクシェヒルとの頂上対決を2―1で制し、2季連続22度目の優勝を決めた。ガラタサライは勝ち点69、バシャクシェヒルは同66で残り1試合となったが、直接対決でガラタサライが1勝1分けとしており、優勝が確定した。左サイドバックでフル出場したDF長友は「勝利の女神さまは僕らにほほ笑んでくれた」と悦に入った。

 勝った方が優勝、の大一番。前半17分のクロスに競り負けて失点を招いたが、動じなかった。後半開始早々に深い位置までえぐってCKを獲得。この好機から同点ゴールが生まれ、競技場の空気は一変した。「この圧力、熱量は凄い」。サポーターの大声援を背に、逆転へ駆け抜けた。

 冬に加入した昨季は、半年間だけ在籍してのV。今季は命の危機もあった肺気胸や、約2カ月の離脱を強いられた膝のケガも乗り越え、シーズンを戦い抜いて優勝に貢献した。「昨季も優勝したが、また違ううれしさがある。熱い思いが込み上げてきた」。感慨深げに話した。

 妻で女優・平愛梨、1歳の長男、そしておなかの中の第2子と、駆けつけた家族の目の前で優勝を決めた。「格別ですね。家族の支えがあって今の自分がいる。絶対に勝って(優勝を)プレゼントしたいという思いがあった」。大きな日の丸を身にまとい、長男を抱きながら歓喜に浸った。

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2019年5月21日のニュース