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神戸 また情報漏えい…「欠場」ツイートでポドルスキの処分検討

[ 2019年4月28日 05:30 ]

ポドルスキのSNS問題で取材に応じる神戸の三浦SD
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 神戸がツイッターで自身の川崎F戦(28日、ノエスタ)欠場を明言した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)への処分を検討することになった。27日、神戸市内で取材に応じた三浦淳寛スポーツダイレクター(44)が明かした。

 この日の練習後にクラブ側はポドルスキを事情聴取。三浦SDは「彼も反省するところは反省している」と口にしつつ「まだ結論は出ていないけどクラブとしてしっかりと考えたい」と今後、何らかの処分を下すことを示唆した。

 昨年10月には当時神戸所属だったDF高橋峻希(28=J2柏)が知人に同僚のイニエスタの欠場を漏えい。SNS上で拡散され問題となった。選手の起用などを部外者へ伝えることは日本サッカー協会選手契約書の第3条で禁止事項として記載されており、高橋はJリーグからのけん責を受け、クラブから1カ月の謹慎処分を命じられた。

 その後、クラブは2度のSNS講習会を開くなど情報管理について細心の注意を払っていた。それにもかかわらず、繰り返された軽率な行動。しかもポドルスキはボールボーイへの暴言でJリーグから厳重注意を受けたばかりだ。06年W杯を制した実力者への処遇がどうなるのか、今後のクラブ対応に注目が集まる。

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2019年4月28日のニュース