大迫依存脱却ならず…森保J コロンビアに0―1 香川+“新ビッグ3”も空振り

[ 2019年3月23日 05:30 ]

国際親善試合   日本0―1コロンビア ( 2019年3月22日    日産ス )

<日本・コロンビア>試合終了後、コロンビアに敗れ天を仰ぐ香川(撮影・西海健太郎)
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 サッカーの国際親善試合が行われ、日本代表はコロンビア代表に0―1で敗れた。攻撃では1トップの鈴木武蔵(25=札幌)と2列目の“新ビッグ3”を組み合わせる配置を試み、後半20分には香川真司(30=ベシクタシュ)を投入したが、ノーゴールに終わり、1月のアジア杯で露呈した“大迫依存症”は脱却ならず。守っては後半19分にPKをラダメル・ファルカオ(33=モナコ)に決められた。チームは23日の午前中に調整した後、ボリビア戦(26日、ノエスタ)に向けて神戸入りする。

 簡単に答えは出なかった。準Vに終わったアジア杯で露呈した「大迫依存症」。13人を入れ替えた森保監督は、就任後13試合目にして初めてノーゴールに終わった。「ゼロで終わる試合ではなかった」。決められるチャンスはあっただけに、会見の壇上では無念さがにじんだ。

 新旧メンバーの融合を掲げ、早速先発には1トップに初選出の鈴木を抜てき。2列目には堂安、南野、中島と慣れ親しんだトリオを配置した。鈴木は前半、クロスから力強いヘディングを放つなど、らしさを見せた。だが、そもそもスピードが武器の鈴木は、ポストプレーが巧みな大迫とはタイプが異なる。2列目の縦への突破を生かす起点にはなれず、結果的に多かったのは堂安らのミドルシュート。相手の中央の強固な守備を崩せないまま終わった。

 敵の術中にもはまった。日本の縦パスを最も警戒したコロンビアは、前半はあえてそれをしのぐことだけに専念し、日本がプレーの強度を落とすと見込んだ後半にギアを入れた。日本は予想された通りみるみる失速。結果、前線に起点がつくれない時間が続いた同19分にPKを献上した。「前半のインテンシティーを後半も保てるように」。試合後のロッカールームで指揮官は指摘した。

 シュート16本。チャンスはつくった。それを前向きに捉えるか、無得点を失敗と捉えるか。主将マークを託された柴崎は言う。「非常に危険な状態なのではないか。得点チャンスにフォーカスできるほどいい試合ではなかった。自分たちはいい勝負を演じているということに満足しているレベルではないということを自覚してやっていかないと、成長できない」。課題を厳しく捉え、前進していく。

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