マンＵ　前半だけで３人交代…負傷者続出リバプール戦は“痛み分け”

プレミアリーグ第２７節   マンチェスターＵ０―０リバプール （ 2019年2月24日 ）

リバプール戦で負傷し、ピッチに倒れ込むマンチェスターＵのリンガード（下）（ＡＰ）
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　プレミアリーグ第２７節注目の好カードは“痛み分け”に終わった。リーグ４位のマンチェスター・Ｕがホームで２位リバプールと激突。前半だけで両チーム合わせて４人が負傷交代となるアクシデントが続出した一戦は０―０のまま試合終了。マンチェスター・Ｕは前半のみで３枚全ての交代枠を使い切る非常事態に追い込まれまながらも勝ち点１を獲得。スールシャール暫定監督就任以来リーグ戦無敗（８勝２分け）をキープした。

　リーグ戦も佳境に入るなかでチームは負傷者が続出。ＤＦラインのＤＦバレンシア、ダルミアン、ロホに加え１２日のパリＳＧ戦ではＭＦマルシャルとＭＦリンガードが負傷。公式発表はないがＭＦマティッチも練習中に負傷したと見られ、この日はベンチ外となった。

　試合が開始されるとまずは前半２１分にＭＦエレーラが負傷交代。その３分後にはＭＦマタも負傷し、リンガードが強行出場を余儀なくされた。続く同３１分には今度はリバプールに負傷者が。ＦＷフィルミーノが右足首を痛めたもようでＦＷスターリッジに代わりベンチへと退いた。

　途中投入されたリンガードは軽快な動きを見せ、同４１分にはＦＷルカクのスルーパスからゴール前に飛び出し好機を迎えるもＧＫアリソンに阻まれシュートは打てず。しかし、この時の接触で右足を痛めＦＷサンチェスと交代。途中出場からわずか２０分程度でピッチを去ることになった。

　試合は前半のみで４人が負傷交代となる“珍事”に。マンチェスター・Ｕは交代枠３枚を負傷者によって全て使い切ることになってしまったが最後まで相手にチャンスを与えず。前半から足を気にする場面が見られＦＷラシュフォードも何とか最後までプレーを続け、苦しみながらも勝ち点１を獲得した。