×

J2も開幕!サイバー町田 新加入富樫V弾で白星発進

[ 2019年2月25日 05:30 ]

<町田・東京V>前半、果敢にゴールを狙う町田・富樫(右)(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 明治安田生命J2が開幕し、11試合が行われた。サイバーエージェント参画元年の町田は、ホームで東京Vに1―0で勝利。同社社長の藤田晋オーナー(45)の観戦する前で、昨季までFC東京でプレーしたFW富樫敬真(25)が後半18分に決勝点を挙げた。また、16年リオデジャネイロ五輪代表監督を務めた手倉森誠監督(51)が就任した長崎は、横浜FCを1―0で下した。

 オーナーが駆けつけた試合で町田がスコア以上に内容で完勝した。前半から攻め続け、迎えた後半18分。左サイドでパスを受けた新加入のFW富樫がドリブルから右足でGKと左ポストの間のニアを打ち抜いた。「全員の(ボールを)前に運ぶ気持ちが最後に僕のところにつながった」。アシストのMFロメロ・フランクは22日に子供が誕生。ゆりかごダンスで祝福した。

 昨季終盤からサイバーエージェントが経営に参画。同社社長の藤田オーナーも会場最寄りの鶴川駅から約5キロを歩くイベントに参加してスタジアム入り。「“面倒くさいチーム”と相手に言われているらしいが、あれは相当凄い」と球際の粘りに脱帽。富樫には「イケメンで若いしヒーローになって」と期待した。5キロウオークは「願掛け」で今後も続けるという。

 同社から支援を受けて、建設へ動くクラブハウスと専用練習場の選定が最終調整段階にあるなど、J1ライセンス取得に向けた準備が進む。相馬監督は「勝ち点を積み重ねていくしか(昇格は)手に入らない。勘違いせずに挑戦し続ける必要がある」と気を引き締めた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年2月25日のニュース