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大迫2発!日本代表 イランを3―0撃破 アジア杯5度目Vへ王手

[ 2019年1月29日 00:51 ]

アジア杯準決勝   日本3―0イラン ( 2019年1月28日    UAE・アルアイン )

<イラン・日本>後半11分、先制ゴールを決め喜ぶ大迫(撮影・篠原岳夫)
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 アジア杯UAE大会に出場しているサッカー日本代表は28日、準決勝でイラン代表と激突。5試合ぶりにスタメン復帰したFW大迫勇也(28=ブレーメン)が今大会無失点の相手から2点を奪う活躍で3―0の勝利に貢献。2月1日に行われる決勝へと駒を進め、同大会5度目の優勝へ王手をかけた。 試合結果  アジア杯日程&結果

 FW大迫勇也(28=ブレーメン)が5試合ぶりにスタメン復帰した日本は前半から互角の攻防を展開。前半13分に大迫のポストプレーからDF長友佑都(32=ガラタサライ)が左サイドを突破。そのまま左足でクロスを入れ、ニアサイドに飛び込んだMF南野拓実(24=ザルツブルク)がゴールを脅かした。

 守備ではDF冨安健洋(20=シントトロイデン)や今大会終了後にポルトガル1部ポルティモネンセに移籍することになったGK権田修一(29)がエースFWアズムン(24=ルビン・カザン)相手に奮闘。

 冨安はアズムンへのロングボールにきっちり対応。競り合いにも負けず弾き返した。権田は前半3分のアズムンの好機に鋭い飛び出しで防ぐと、同22分にはペナルティエリア内からのアズムンのシュートに反応。DF吉田麻也(30=サウサンプトン)の股の間を抜けてきたところを左足を伸ばし見事に弾き出した。

 0―0で後半へと折り返すと日本に待望の先制点。FW大迫が中央できちんとボールを収め左サイドを駆け上がったMF南野にスルーパス。南野がそのままドリブルを仕掛けペナルティエリア手前で倒されるもホイッスルは鳴らず。しかし、主審に対しイラン側の選手達が必死にアピールする隙に南野1人だけがこぼれ球に反応。南野が左サイド深い位置でボールを拾うとすかさず中央へクロス。これを大迫が頭で合わせネットを揺らした。

 同15分にはMF遠藤航(25=シントトロイデン)が負傷交代となるアクシデントに見舞われたが同22分に追加点。ペナルティエリア内にドリブルで進入した南野のクロスが相手の腕に当たってPKを獲得。主審がVARで確認後も判定は変わらず。このチャンスに大迫が右足で豪快にネットを揺らしこの日2点目。

 2点のリードを奪い勢いに乗る日本だったが同28に今度はDF酒井宏樹(28=マルセイユ)が負傷交代。不運が重なったが冨安を中心とした日本代表守備陣がイラン代表攻撃陣を完封。終了間際にはMF原口が追加点決める“オマケ”付きで2大会ぶりの決勝進出を決めた。

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