スーパーリーグにまた大物助っ人が！ベルギー代表デンベレが広州富力入り

　中国スーパーリーグにまた大物助っ人が加入した。元名古屋指揮官のドラガン・ストイコビッチ監督（５３）が率いる広州富力は１７日、イングランド・プレミアリーグのトットナムからベルギー代表ＭＦムサ・デンベレ（３１）を獲得することで合意したと発表した。契約期間は３年。

　ベルギー・アントワープ出身のデンベレはベルギー１部ビールショットで２００４年に１６歳でプロデビュー。オランダ１部のウィレム２、ＡＺ、プレミアリーグのフラムを経て２０１２年からトットナムで活躍。中盤の要として６年半でリーグ通算１８０試合、公式戦２４２試合に出場した。

　ベルギー代表として過去最高の３位となった昨年のロシアＷ杯に出場。２０１４年のＷ杯ブラジル大会にも出場しており、国際Ａマッチ通算８０試合を誇る。

　クラブは公式サイトで「ワールドクラスのスターであるデンベレの加入はチーム全体のレベルを確実に引き上げてくれるだろう」と大きな期待を寄せた。

　昨季リーグ１０位の広州富力には、２０１２〜１５年に川崎ＦでプレーしたＭＦレナト（３０）が所属。中国スーパーリーグには、広州恒大のブラジル代表ＭＦパウリーニョ（３０）、上海上港の元ブラジル代表のＦＷフッキ（３２）とＭＦオスカル（２７）、河北華夏の元アルゼンチン代表ＤＦハビエル・マスケラーノ（３４）、大連一方のベルギー代表ヤニック・カラスコ（２５）ら欧州でも活躍していたスター選手が多数在籍している。