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憲剛 涙なきVは成熟の証「去年とは違う。自分たちが強くなってきたということ」

[ 2018年11月10日 16:35 ]

明治安田生命J1第32節   川崎F1―2C大阪 ( 2018年11月10日    長居 )

<C大阪・川崎F>優勝シャーレを掲げる中村 (撮影・奥 調)
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 明治安田生命J1リーグは10日、各地で第32節が行われ、首位の川崎Fがアウェーのヤンマースタジアム長居でC大阪と対戦。試合は1―2で敗れたが、同時間に行われた試合で2位の広島も仙台に敗れたため、リーグ戦2試合を残して川崎Fの2年連続2度目の優勝が決定した。連覇は12、13年の広島以来6度目(5クラブ目)。

 昨年は「この光景を待っていた」とクラブ初優勝にピッチで男泣きしたMF中村憲剛(38)だが、今年は涙なし。「昨年は僕自身は15年分の積み重ねの思いが等々力で爆発したんですけど、今年は泣いていないということは自分たちが今季を通してそれだけ成熟してきた、強くなってきたということ。去年とは感じ方が全然違います」と充実した表情を見せた。

 「きょうの試合だけじゃなくて、積み重ねの賜物」だと語る連覇を達成したが、「まだまだ足りないところ、突き詰めていく伸びしろがある」とチームの成長の余地にも言及。「次は3連覇、カップ戦もまだタイトルを取れてない。勝って兜の緒を締めよじゃないですけど、皆とこれからも1つ1つ積み上げていきたいと思います」と気を引き締めていた。

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