Ｇ大阪　緊急登板のＤＦ米倉が決勝アシスト「別の重圧があった」

明治安田生命Ｊ１第３２節第２日   Ｇ大阪１―０湘南 （ 2018年11月10日    パナスタ ）

　９７年以来２１年ぶりのリーグ８連勝を演出したのは“緊急登板”のＤＦ米倉恒貴（３０）だった。０―０の後半１５分、右サイドを抜け出して絶妙クロス。「黄義助しか見てなかった」。ニアに走り込んだ韓国代表ＦＷ黄義助（ファンウイジョ）の頭にドンピシャで合わせて決勝点をアシストした。

　右サイドバックでスタメン予定だったＤＦ呉宰碩（オジェソク）が発熱で欠場。８月２６日・鳥栖戦以来８試合ぶりのスタメンを言い渡されたのは前日９日だった。「皆が頑張った連勝で、ここで止めたくなかった。別の重圧がありました」。笑った顔には連勝を継続させた安堵感が滲み出ていた。