×

川崎Fが史上5クラブ目のリーグ連覇!最大勝ち点差13から大逆転V C大阪に苦杯も2位広島が●

[ 2018年11月10日 15:55 ]

明治安田生命J1第32節   川崎F1―2C大阪 ( 2018年11月10日    長居 )

<C大阪・川崎F>シャーレを掲げる小林(中)ら優勝し喜ぶ川崎Fイレブン(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 明治安田生命J1リーグは10日、各地で第32節が行われ、首位の川崎Fがアウェーのヤンマースタジアム長居でC大阪と対戦。試合は1―2で敗れたが、同時間に行われた試合で2位の広島も仙台に敗れたため、リーグ戦2試合を残して川崎Fの2年連続2度目の優勝が決定した。連覇は12、13年の広島以来6度目(5クラブ目)。

 3日の柏戦(等々力)で左眼窩(か)底骨折をして離脱した昨季のJ1MVP&得点王のFW小林悠(31)を欠く川崎Fは序盤から攻め込まれる苦しい展開。前半は無失点でしのいだが、後半10分にFW杉本健勇(25)に先制ゴールを許した。

 それでも後半44分に途中出場のFW知念慶(23)がペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。これをMF家長昭博(32)がしっかりと決め、同点に追いついた。ところが、試合終了直前にMF山村和也(28)に劇的ゴールを決められ、再び勝ち越しを許し、1―2で敗れた。

 しかし、勝ち点7差で追う2位の広島も仙台に敗れたため、リーグ戦2試合を残して川崎Fの優勝が決定。リーグ戦序盤から独走した広島とは、第13、14節終了時点では勝ち点差が最大13開いたが、大逆転した。

 J1での連覇は1993、94年のV川崎(現J2東京V)、2000、01年の鹿島、03、04年の横浜、07〜09年の鹿島、12、13年の広島以来6度目(5クラブ目)。92年のJリーグ発足時に加盟した「オリジナル10」と呼ばれる10クラブ以外では初の連覇達成となった。

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月10日のニュース