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鹿島 いざ20冠&アジア王者へ!エースで挑む優磨の自信

[ 2018年11月10日 05:30 ]

決勝第2戦に向け調整する鈴木(撮影・西尾 大助)
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 ペルセポリスとのACL決勝第1戦を2―0で先勝している鹿島は10日、クラブ20冠目の主要タイトルを懸けてイランで第2戦に挑む。試合前日は8万人以上の集客が見込まれるアサディ・スタジアムで約公式練習を行い、1000メートルを超える標高の中、パス練習などで芝の感触を確かめた。 日程&結果

 日本代表に初選出されたFW鈴木優磨(22)にとってはエースとして臨む初のタイトル。公式会見に出席し「いつも通り、チームを助けられるプレーをして、最終的にチームが勝っていればいい」と力を込めた。

 最後にタイトルを手にした試合は、浦和と対戦した16年のJ1チャンピオンシップ決勝第2戦。途中出場してPKを奪ったが、当時のFW金崎にキッカーを奪われ、決勝点を決められなかった。今夏に金崎が移籍する際に掛けられた言葉は「やっとPK蹴れるな」。エースを託された。

 7日、代表初選出の吉報を受けた時は「やっと」と感じた。なぜなら「今年は選ばれていいだけの結果を自分で出してきたつもりだし、チャンスは来ると思っていた」から。充実のシーズンを過ごしてきた自信を胸にタイトルに挑む。

 ≪敵地にシェフ初帯同 うな丼が“勝負飯”≫試合前夜に“勝負飯”が振る舞われた。チームには日本代表の専属シェフでもある、西氏が同行。米60キロ、うなぎ10キロ、銀ダラ4キロ、味噌4キロなど14箱もの食材を持ち込んでいる。鹿島がアウェーの地にシェフを帯同するのはクラブ史上初めて。試合前夜の9日夜は、日本代表が試合前夜に食べる定番となっている「うな丼」が用意された。

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2018年11月10日のニュース