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日本協会がトレーニング費用制度変更 クラブカテゴリーで金額に差、小、中学校も対象に

[ 2018年9月13日 18:44 ]

 日本サッカー協会は13日、都内で理事会を開き、トレーニング費用制度の変更を決議した。Jリーグ、JFLなどのクラブが新たにプロ契約するアマチュア選手の出身チームに育成費を支払う制度で、現行では大卒選手の場合は大学に120万円、高校に45万円、高卒選手の場合は高校に90万円と設定。19年2月以降にプロ契約する選手から、クラブのカテゴリーにより金額に傾斜をつけて、小、中学校も対象とする。

 変更後は【大卒選手】J1クラブは大学に120万円、高校に45万円、中学(ジュニアユース)に30万円、小学校(ジュニア)に10万円。J2クラブは大学に80万円、高校に30万円、中学に15万円、小学校に5万年。J3、JFLクラブは大学に20万円、高校に15万円、小中学校に0円【高卒選手】J1は高校に90万円、中学に30万円、小学校に10万円。J2は高校に60万円、中学に15万円、小学校に5万円、J3、JFLは高校に15万円、小中学校に0円となる。

 これまでは交渉により減額や支払われないケースもあったが、必須とする。Jリーグ契約担当者会議で、全クラブが同意。須原専務理事は「クラブによって財務力が違う。インセンティブの観点から見て小中学校もカバーすべきと考えた」と説明した。

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2018年9月13日のニュース