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U21代表MF岩崎 決勝で感じた「スコア以上の差」 孫興民の気迫を見習いたい

[ 2018年9月3日 21:19 ]

 アジア大会で準優勝したサッカー男子のU―21日本代表のうち、閉会式に参加した14人が3日夕方に帰国した。A代表兼任の森保一監督(50)と6選手は前日に到着していた。

 MF岩崎悠人(20=京都)はチーム最多となる4ゴールを記録し「アジア2位は嬉しい。ただ決勝での敗戦(韓国に延長戦の末、1―2)はスコア以上の差を感じた」と大会を振り返った。特に印象的だったのが惜しくも敗れた決勝戦で「年齢差を感じたのもその試合だけ。韓国の選手たち、特に孫興民(ソン・フンミン、26=トッテナム)選手は自分の思いや感情をプレーで表現するのが上手かった。絶対に勝つ、俺がゴールを決めるというのが試合開始直後から伝わってくる。見習っていきたい」と糧にすると誓った。

 個人的な収穫に話が及ぶと「4得点できたことよりも、ゴールに対する気持ちや姿勢を出せたのが良かった。メンタル的な部分はサンガで少し失いかけていたものなので、この大会で自分の特長を再確認できた」とコメント。さらに課題にも言及し、「もっとスペースを見つけてボールを受けて、スルーパスを出せるようになりたい。最適な立ち位置を見つけて、テクニックを生かせるようになることが必要」と前を見据えた。

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2018年9月3日のニュース