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トーレス 移籍後初ゴール!イニエスタとの対決実現に喜び 好アシスト福田にも感謝

[ 2018年8月22日 21:59 ]

天皇杯4回戦   鳥栖3―0神戸 ( 2018年8月22日    ベアスタ )

<鳥栖―神戸>後半途中から出場した神戸・イニエスタ(左)と鳥栖・トーレス
Photo By 共同

 鳥栖は本拠ベアスタで行われた天皇杯4回戦で神戸と対戦し3―0で勝利。注目の元スペイン代表FWトーレス(鳥栖)とMFイニエスタ(神戸)の直接対決も実現。互いに途中出場となったが、後半39分に移籍後初ゴールを決めたトーレスに軍配が上がった。

 トーレスは2―0とリードした後半19分にピッチへ送り出されると積極的に好機に絡む。すると同39分、リーグ戦では7戦不発に終わっていた男に待望の瞬間が。

 後方からのロングボールに反応したMF福田が左サイドの深い位置から華麗な個人技を使って相手DFを翻弄。フリーでペナルティエリア内に侵入すると中央に走りこんできたトーレスにパスを通す。このチャンスにトーレスが右足で丁寧にシュートを狙い、ゴール右隅のネットを揺らした。

 移籍後初得点を記録したトーレスは「ホームスタジアムでこんなたくさんのサポーターの前で最初のゴールが出来て凄く嬉しい。まだたくさんゴールできると思う」と笑顔。アシストをくれた福田に対しても「ゴールシーンで一番良かったのはアキト(福田)。彼のプレーが素晴らしかったから、後はしっかりシュートするだけだった」とチームメートに感謝した。

 さらにトーレスはイニエスタと同じピッチに立った事に対しても「私たちはいい友達。15歳からずっと一緒にサッカーしてるから今日また一緒にサッカー出来てうれしかった」と素直に喜んだ。

 一方、イニエスタは0―2とリードされた後半11分から出場。絶妙なトラップやスルーパスでチャンスを演出し、試合の流れを呼び込むもトーレスの投入によって流れを呼び戻した鳥栖のゴールを破れずに終わった。

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