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広島FWパトリックが圧巻ハット、5年連続16強進出

[ 2018年8月22日 22:52 ]

天皇杯3回戦   広島4-1名古屋 ( 2018年8月22日    エディオン )

 広島―名古屋 延長前半、自身2点目のゴールを決め、跳び上がって喜ぶ広島・パトリック=Eスタ
Photo By 共同

 平成30年7月豪雨の影響で順延されていた1戦は、広島が延長戦の末に名古屋を4―1で撃破して5年連続の16強進出を果たした。勝負を決めたのは、リーグ得点ランキングを独走するFWパトリック(30)。1―1の後半21分に投入されると、延長戦だけで3得点と大暴れだ。

 「難しい展開だったけど、裏へ抜け出せばチャンスが作れると思っていたんだ」。ピッチサイドから戦況を分析。その言葉通り、延長後半9分には右サイドの空いたスペースに走り込み、左足で勝ち越し点を突き刺した。さらに前半アディショナルタイムには打点の高いヘッドで追加点。最後は技ありループでトドメを刺した。

 リーグ戦で首位を走っているが、チームとしては公式戦3試合ぶりの勝利。上位対決となった19日の川崎F戦は、痛恨の逆転負けを喫した。「きょうの勝利は自信になる。次も力のあるチームだけど、アウェーでどれだけ自分たちの力を発揮できるか。できれば勝てる」とパトリック。公式戦3戦連発の頼れるエースが、ノリノリ状態で25日のC大阪戦(ヤンマー)に乗り込む。

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2018年8月22日のニュース