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天の助け?札幌 台風接近で名古屋戦延期 過密日程を回避

[ 2018年7月28日 05:30 ]

杉浦コーチ兼通訳と話し込む札幌のペトロヴィッチ監督(右)
Photo By スポニチ

 28日に予定されていた第18節、札幌―名古屋戦(パロ瑞穂)が台風12号の影響のため延期されることが27日、決まった。振り替え日は未定で、後日Jリーグから正式に発表される。

 「出発前に(延期か決行か)決まってほしい。我々にとって移動のストレスを考えたら名古屋に行かないで試合がない方がいい」。そう話していたペトロヴィッチ監督の願いが通じたのは、新千歳空港へ向かうチームバス出発の約40分前だった。チームは札幌・宮の沢で最終調整中で、練習後に延期が決定し、遠征の出発準備を急きょ取りやめた。

 突然の試合延期となったが、札幌にとってはプラス材料だ。予定通りだと、名古屋戦の後に中3日で長崎戦が待ち受ける酷暑の敵地2連戦。移動も含めて厳しいスケジュールだったが、台風という思わぬ恩恵を受けた。

 台風で札幌の試合が延期になるのは、J2時代の07年7月14日の徳島戦(鳴門大塚)以来。チームは次節8月1日アウェー長崎戦に備える。

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2018年7月28日のニュース