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ミランDFボヌッチとユーベDFカルダーラの交換トレード前進、イグアイン加え合意に動く

[ 2018年7月28日 17:18 ]

 28日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトは、ユベントスとACミランの間で進められている大型トレードが成立に向け大きく前進したと報じた。これまで成立が難しいだろうと予想されたACミランのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(31)と、ユベントスの元イタリアU―21代表DFマティア・カルダーラ(24)の交換トレード。だが同紙によれば、この交渉に、ACミランが獲得に動いているユベントスのアルゼンチン代表FWゴンザロ・イグアイン(30)を加えることで、27日夜に行われた両クラブの交渉が合意に向け大きく動いたという。

 同紙は資金難に陥っているACミランが、両DFの交換トレードに加え、イグアインを買い取り義務のオプションが付いた期限付きで獲得することで、ユベントスと合意にこぎ着けたと報道。C・ロナウド獲得により、前線の人員整理の必要性に駆られていたユベントスにとっても満足いく合意だったとしている。またこの合意により、イグアイン獲得に動いていたチェルシーの試みも終止符が打たれるだろうと同紙は報じている。

 ボヌッチは昨季オフ、ユベントスからACミランに電撃移籍。だが今夏、ACミランのオーナー交代騒動なども影響したのか、クラブ側にユベントスに復帰したい意向を伝え、水面下で両クラブが交渉を進めていた。ただ、ボヌッチはACミランで主将を務め、昨季ユベントスの本拠地アリアンツ・スタジアムで行われた古巣との一戦で、ゴールを決めた際に喜びを爆発させるなどユベントスファンの反感を買っており、復帰が叶ったとしてもユベンティーニ(ユベントスファン)からは決して歓迎されないだろうと予想されている。

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2018年7月28日のニュース