×

ハリル氏 森保監督へ皮肉込めエール「最低限の敬意を願う」

[ 2018年7月28日 05:30 ]

ハリルホジッチ氏
Photo By スポニチ

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ元監督(66)が、解任された後の日本サッカー協会の記者会見で名誉を傷つけられたとして、協会側に慰謝料1円と新聞やホームページでの謝罪広告を求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、東京地裁で開かれ、協会側は争う姿勢を示した。協会は4月7日付でハリルホジッチ氏を解任。田嶋幸三会長は「選手とのコミュニケーションや信頼関係が多少薄れた」などと理由を説明していた。

 協会側は弁論で、そもそも田嶋会長の発言は名誉毀損(きそん)に当たらないなどとした。ハリルホジッチ氏は代理人弁護士を通じ、談話を発表。「W杯の後、やはり今回の裁判は続けるべきだと考えた。(田嶋会長の)私への発言は、日本代表チームが証明したスポーツ精神と真逆のものだった」とし「森保さんには協会から最低限の敬意をもって接せられることを願っています」と皮肉った。

続きを表示

2018年7月28日のニュース