イニエスタ移籍後初先発で１―０勝利貢献！ゆりかごダンスでチームメイト祝福

明治安田生命Ｊ１第１８節   神戸１―０柏 （ 2018年7月28日    ノエスタ ）

後半２１分、ゴールを決めた増山（右から２人目）のもとにかけ寄るイニエスタ（撮影・大森　寛明）
Photo By スポニチ

　明治安田生命Ｊ１第１８節が２８日、各地で行われ、神戸はホームで柏と対戦。移籍後初先発となった元スペイン代表ＭＦアンドレス・イニエスタ（３４）は後半３７分までプレーし、正確なパスで攻撃陣をけん引。１―０の勝利に貢献した。

　中盤の攻撃的な位置で先発したイニエスタは、正確なパスやクロスで好機を演出。味方にジェスチャーで指示を出す場面もあったほか、後方からの難しい浮き球パスを吸いつくようなトラップで収め、観客を沸かせた。

　柏の粘り強い守備に手を焼いていた神戸だが、後半２１分にＦＷ増山の得点で先制。イニエスタは得点には絡まなかったが、増山の元にかけ寄ってイレブンとともに“ゆりかごダンス”を披露。２４日に第１子となる長女が誕生したＤＦ渡部を祝福した。

　圧倒的な存在感を放ち続けたイニエスタは、同３７分にＭＦ松下と交代してお役御免。神戸は増山による１点を守り抜き、イニエスタ加入後初の勝ち点３を手にした。