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岡崎 初戦ピンチ、右足痛など抱え 西野監督「オカが一番気になる」

[ 2018年6月16日 00:55 ]

<日本代表練習>別メニューで調整する岡崎(左)(撮影・小海途 良幹)
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 19日にW杯ロシア大会初戦コロンビア戦(19日、サランスク)へ向けて調整を進める日本代表の西野朗監督(63)が、右ふくらはぎ痛などを抱えるFW岡崎慎司(32=レスター)の初戦出場が厳しいことを明かした。

 ベースキャンプ地カザンでの15日の練習後に取材対応。指揮官は「ここに来て、ある程度(メンバーを)固めた中で入りたいと考えていた。今日がスタート。その中で少し離脱をせざるを得ない選手もいたので、思い通りにはいっていない。オカが一番、気になるところではあります」と認めた。コロンビア戦が4日後に迫った中で全体練習に合流できず、最悪の場合はサポートメンバーとして帯同しているFW浅野と入れ替わる可能性もゼロではない。

 4月に左足首を痛めてレスターでのラスト5試合を棒に振った岡崎は、5月30日の親善試合ガーナ戦で公式戦復帰を果たしたばかり。1トップで先発した12日の親善試合パラグアイ戦では無得点だったが、最前線からのプレスで攻守のスイッチ役となった。西野ジャパン初勝利に貢献した岡崎は「(前回W杯は)誰がプレスにいくのかというところの対処が少し難しかった。そういう意味では一つのベースができた」と自信を深めていた。

 岡崎は歴代の日本人FW最多の国際Aマッチ113試合出場。現役代表で最多となる50得点。W杯では過去2大会で得点を挙げ、レスターでも奇跡のプレミアリーグ優勝に貢献した。前回W杯で1―4の惨敗を喫したコロンビアへのリベンジに燃えている32歳ベテランの出場に黄色信号がともった。

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2018年6月15日のニュース