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井手口所属のリーズ ビエルサ氏の監督就任を発表

[ 2018年6月15日 18:48 ]

 MF井手口陽介(21)が所属するイングランド2部リーズは15日、新指揮官としてアルゼンチン人のマルセロ・ビエルサ氏(62)の就任を発表した。

 今月1日にポール・ヘッキンボトム監督(40)を解任したリーズは、ビエルサ氏と交渉を開始し、合意に至った。契約期間は2年で、1年の契約延長オプションが付く。

 ビエルサ氏は「イングランドで仕事をしたいといつも熱望していた。何度かそのチャンスはあったが、正しいプロジェクトが舞い込むまで待つことが大事だと常に思っていた。リーズのような歴史のあるクラブからオファーが来れば、断るのは不可能だ。これからのチャレンジに興奮している」と話した。

 ビエルサ氏は1998〜04年までアルゼンチン代表、2007〜11年までチリ代表監督を務めた。クラブでは、2011〜13年にスペイン1部ビルバオ、2014〜15年にフランス1部マルセイユ、2016年にイタリア1部ラツィオ、2017年にフランス1部リールの監督を歴任。あだ名はエル・ロコ(変人)。戦術マニアとして知られ、趣味は試合のビデオ招集という。

 リーズのキニア取締役は「マルセロはわたしが長きにわたり称賛してきた監督。彼を招聘できる機会が舞い込み、契約を成立させるのがオフの最優先事項だった。マルセロには豊かな経験がある。リーズで新たなカルチャーと勝者のメンタリティを作り出すために、その経験を存分に生かしてくれるだろう」と期待感を示した。

 来シーズンもイングランド2部で戦うリーズは監督交代が多く、新しい指揮官のもとで新シーズンを迎えるのはこれで5季連続となる。

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2018年6月15日のニュース