なでしこ 12年ぶり6失点…大敗発進でW杯予選にも不安

[ 2018年3月2日 05:30 ]

オランダ戦で競り合う阪口(中央)と長谷川
Photo By ゲッティ=共同

 アルガルベ杯が28日に開幕し、1次リーグC組の女子日本代表「なでしこジャパン」(FIFAランク9位)は、17年欧州選手権覇者のオランダ(同7位)に2―6で大敗した。前半に5失点するなど守備が崩壊。19年W杯フランス大会の予選を兼ねた4月のアジア杯ヨルダン大会を前に、不安の残る黒星発進となった。2日にアイスランド、5日にデンマークと対戦する。

 完膚なきまでに叩きのめされた。欧州王者の速さと強さに圧倒されて守備が崩壊。前半4分に左サイドでDF市瀬が簡単に競り負けてマルテンスに先制を許した。同7分には速攻に対応できず、スルーパスから失点。その後もGK池田のクリアミスなどで失点を重ねた。6失点は06年11月23日のドイツ戦以来、約11年3カ月ぶりの屈辱。高倉監督が「非常に悔しい負けではあるが、チームの糧にしなければいけない」と気丈に振る舞う姿が痛々しかった。

 中島、岩渕の得点は試合の大勢が決した後のもの。DF熊谷(リヨン)の起用を見送るなど国内組中心で臨んだとはいえ、厳しい現実を突きつけられた。11年W杯ドイツ大会優勝、12年ロンドン五輪準Vの面影はなく、出場8カ国中5カ国に19年W杯出場権が与えられる4月のアジア杯に向けても不安が募る内容。DF鮫島は「本当に情けない結果。相手のゴールが簡単に決まっている感じがした」と肩を落とした。

 ≪前半5失点は27年ぶり屈辱≫なでしこジャパンがオランダに2―6で大敗。日本の国際Aマッチ6失点は06年11月23日・ドイツ戦(●3―6)以来、12年ぶり。歴代最多失点は81年9月9日・イタリア戦、99年4月29日・米国戦の9失点(ともに●0―9)。また、前半5失点は91年11月19日・スウェーデン戦で6失点(前半0―6→●0―8)して以来、27年ぶり。

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