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田口&川又 古巣に負けん!“元鯱コンビ”そろって先発有力

[ 2018年3月2日 05:30 ]

古巣・名古屋戦で移籍後初先発が有力な磐田MF田口
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 磐田は3日、敵地で名古屋戦に臨む。古巣に挑むMF田口泰士(26)とFW川又堅碁(28)は1日の紅白戦で、そろって主力組でプレーし、先発出場が有力となった。

 名波浩監督(45)が「紅白戦良かったね〜」と高評価するパフォーマンスの中心に“元鯱(しゃち)コンビ”の姿があった。田口はボランチ、川又は1トップで存在感を発揮。前線が流動的にポジションを変えながら多くの決定機を生んだ。

 田口は新加入後初先発が見込まれ、「自分の良さや組み立ての部分は(特長を)出していきたい」と意欲的。09年のプロ入りから昨季まで9年間過ごした名古屋に対し「どんな感じになるかは分からないが凄く楽しみ」と気持ちを高めた。

 川又が加入した14年夏から約2年半はともにプレー。今季磐田で2年ぶりに再会した。始動から鹿児島キャンプでもピッチ内外で名コンビぶりを見せつけた。川又は「動きだせば見てくれるしボールをくれる」と背番号7を信頼する。「泰士は思うことがあると思う。自分も意識しないことはないが、まずは目の前の勝利に集中したい」と腕をぶした。

 名古屋戦は09年5月のJ1第13節のホーム戦以来、11試合勝っていない。敵地での前回白星は04年3月の同第1ステージ(S)第2節までさかのぼる。田口は「しっかり戦いたい」と意気込み、川又は「アウェーでチームに白星を付けたい」。思いを胸に秘める2人が難敵から今季初の勝ち点3を呼び込む。

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