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川崎F小林 逆転V弾へ“援軍”子供が来ると「結構点取る」

[ 2017年12月1日 05:30 ]

ランニングを行う中村(左)ら川崎Fイレブン。右から2人目は小林悠
Photo By スポニチ

 明治安田生命J1は2日に最終節が行われ、2位の川崎Fはホームで大宮と対戦する。首位の鹿島が引き分け以下で、川崎Fは勝てば逆転での初タイトルが決まる大一番。川崎Fにとって大宮はリーグ戦で最もゴールを奪っている“お得意さま”。エースFW小林悠(30)は自らの得点でチームを勝利に導き、天命を待つ。

 浦和との激闘から一夜明けたこの日。決勝ゴールを決めた小林は、既に新たな殊勲弾に照準を定めていた。浦和戦ではJ1通算200試合出場を達成。大宮戦の試合前には夫人からの花束贈呈が行われ、2人の息子も一緒に場内で入場する予定。「子供が来ると結構(ゴール)取るんです」と意気込んだ。

 吉兆は小林だけでない。データも川崎Fを後押しする。大宮はJ2時代の対戦も含め、リーグ戦で最多の計74ゴールを決めている、“お得意さま”だ。小林は今季は主将に就任。「ゴールを決めて引っ張る」と自分なりの主将像を明確にすると、ゴールを量産し、得点王も狙える位置に付けた。首位の杉本(C大阪)とは2点差。もちろん勝利が最優先だが、「チームのみんなも自分にボールを集めてくれると思う」と貪欲にゴールを狙うことを誓った。

 鹿島との勝ち点差は2。チームは目下14戦負けなしで、じわじわと鹿島に重圧をかけている。超満員が予想されるホームの等々力でまずは人事を尽くす。

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2017年12月1日のニュース