札幌 来季監督にペトロヴィッチ氏!四方田監督はコーチ就任へ

[ 2017年12月1日 05:30 ]

今季途中まで浦和を指揮したミハイロ・ペトロヴィッチ氏
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 J1残留を確定させている札幌の来季監督に、今季途中まで浦和を指揮したミハイロ・ペトロヴィッチ氏(60)が就任することが30日、分かった。同氏は06年から広島、浦和の監督として手腕を発揮。すでに札幌と仮契約を交わしており、クラブ最大の目標「J1定着」、さらに上位争いを目指してJ屈指の名将にチームを託す。四方田修平監督(44)にはコーチ就任を打診する。

 16年ぶりのJ1残留という現状に満足することのない、クラブの大英断だった。白羽の矢を立てたのは06年から11年まで広島、12年から今季途中まで浦和を率いた「ミシャ」の愛称で知られているペトロヴィッチ氏だ。中国クラブからのメガオファーを蹴り、最終的には札幌が示したプロジェクトに賛同。札幌は過去に同氏が率いた広島、浦和同様に長期政権を望んでおり、近日中にも本契約を結ぶことになっている。

 同氏は、下位に低迷していた2クラブを立て直し、上位争いをするチームへと変貌させた実績がある。ベースは3―4―2―1。攻撃時は5トップを形成する超攻撃的サッカーを展開する。札幌もベースのシステムは同じで相性はいいが、難解な戦術を用いたパスサッカーには選手の質も重要となる。ビッグクラブではない札幌でどこまで浸透させ機能させられるか、その手腕に注目が集まる。

 今季の札幌はJ1残留という目標こそ達成したが、クラブの目標は「J1定着」。その上でACLなどのアジアや世界を見据えている。クラブは、同氏の革新的な攻撃スタイルや手腕が、国際舞台という高みで戦うチームにするためには必要不可欠と判断した。

 また、クラブは15年シーズン途中から率いチームをJ1昇格、01年以来のJ1残留へ導いた四方田監督の手腕も高く評価。トップチームのコーチを打診する予定で、新監督となるペトロヴィッチ氏も了承している。クラブの「J1定着」へ、固い決意の表れとも言える人事となった。

 ◆ミハイロ・ペトロヴィッチ 1957年10月18日、セルビア生まれの60歳。オーストリアやスロベニアで監督を務め、06年に広島の指揮官に就任。07年の天皇杯準優勝、同年J2に降格も1年で復帰し、09年にリーグ戦4位に導いた。12年から指揮した浦和でもリーグ戦で2度の2位と、2チームでACLの出場権を獲得した。今季は不振が続き、7月29日の札幌戦の敗戦翌日に解任された。

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