初瀬　代表ＦＫキッカー名乗り！左右両足の高い精度見せつける

Ａ代表に初選出されたＧ大阪のＤＦ初瀬
Photo By スポニチ

　１２月のＥ―１選手権（旧東アジア杯）でＡ代表に初招集されたＧ大阪のＤＦ初瀬が３０日、ＦＫキッカーに名乗りを上げた。左右両足で高い精度を誇るキックが持ち味の２０歳は「蹴りたいです！」と語気を強め、「そこが一番の武器。譲っていると自分の特徴がなくなる」とコメント。長友や酒井宏らにはない、自分だけの持ち味で勝負することを誓った。

　元々は右利きだったのに、元日本代表ＭＦ中村俊輔（磐田）に憧れて左足での練習を繰り返していたのは有名な話。さらに今季はクラブでもキッカーを任され、元日本代表ＭＦ遠藤からは「こう蹴った方が良い」と試合中に助言をもらうなどして、自信を深めてきた。「遠慮していたら、この世界では生き残れない」が口癖。負けん気の強さで、サバイバルレースに挑む。