マラドーナ氏　肩負傷でイベント欠席　抽選会には出席予定

　サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会の組み合わせ抽選会で、くじを引く役を務める予定の元アルゼンチン代表のマラドーナ氏が１１月３０日のイベントを欠席した。国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）によると肩を負傷したためで、１日（日本時間２日未明）の本番は出席するという。

　抽選会は元イングランド代表のリネカー氏が進行役を務める。アシスタントはマラドーナ氏のほか、Ｗ杯優勝経験を持つ各国・地域の元選手ら。ＪリーグのＣ大阪でプレーした元ウルグアイ代表のフォルラン氏は日本の印象について「非常にいいプレーをしている。素早い選手がいるし、試合運びを知っている」と語り、優勝候補にはブラジル、ドイツ、スペイン、アルゼンチンを挙げた。

　フランス代表前監督のブラン氏は「フランスはいい若手がいる。本大会ではいい戦いができるだろう」と期待を込めた。

　現地で抽選会を見守る元日本代表の三浦知良選手（横浜ＦＣ）は「楽しみだね」と笑みを浮かべた。（共同）